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「Evernote for Windows」がストアに登場。Edge向けの「Evernote Web Clipper」拡張も
“Evernote”をiOS/Android向け「Outlook」へ統合する機能もアナウンスされる
2016年9月15日 10:32
米Evernote Corporationは14日(現地時間)、Windows デスクトップ向けクライアントソフト「Evernote for Windows」が“Microsoft ストア”から入手できるようになったことを明らかにした。これはタブレット向け「Evernote Touch」のサポート終了に伴う以降措置。「Windows 10 Anniversary Update」へアップデート済みの環境であれば、自動で「Evernote Touch」から「Evernote for Windows」への移行が行われる。
「Evernote for Windows」は、オンラインメモサービス“Evernote”のWindows デスクトップ用クライアントソフト。タッチパネルでの操作を考慮した結果、機能の一部が省略されていた「Evernote Touch」とは異なり、“Evernote”のすべての機能が利用できる。今年4月にはメジャーバージョンアップとなるv6.0がリリースされ、多くの機能改善が盛り込まれた。
また、同社は「Microsoft Edge」向けの拡張機能「Evernote Web Clipper」を“Microsoft ストア”でリリースしたことも明らかにしている。本拡張機能を利用すれば、「Microsoft Edge」で閲覧中のコンテンツを手軽に“Evernote”へ保存し、デスクトップやモバイルのクライアントアプリなどからいつでも閲覧できるようになる。
そのほかにも、Microsoftが開発しているiOS/Android向け「Outlook」へ“Evernote”を統合できるようになったことも案内されている。「Outlook」と“Evernote”を接続すると、リマインダーを設定した“Evernote”のノートが「Outlook」のカレンダーに表示され、カレンダーからノートを参照できるようになる。