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“BitTorrent”プロトコルを利用したフォルダー同期ソフト「Resilio Sync」v2.5.0
フォルダーの同期ステータスが表示されるように。履歴機能も拡充される
2017年5月12日 16:05
米Resilio, Inc.は11日(現地時間)、“BitTorrent”プロトコルを利用したフォルダー同期ソフト「Resilio Sync」の最新版v2.5.0を公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。個人向けの機能限定版「Resilio Sync Home」は無償で利用できる。
「Resilio Sync」は、かつて「BitTorrent Sync」という名前で公開されていたフォルダー同期ツール。クライアント・サーバー型のような中央サーバーを必要としない点やファイルの更新部分のみを同期できる点、対応プラットフォームが充実している点などが特徴だ。
最新版となるv2.5.0では、フォルダーの同期ステータスが表示されるようになった。また、「Microsoft Office」などのアプリケーションによってロックされているファイルを一覧する機能が追加されたほか、履歴機能が拡充され、フィルターや並び替え、検索といった機能を利用してイベントを抽出できるようになった。
加えて、有償の上位版向け機能として“ワンタイム送信(One Time Send)”機能が搭載された。わざわざ同期フォルダーをセットアップしなくても、ファイルの右クリックメニューから簡単に複数のユーザーとファイルを共有することができる。
「Resilio Sync Home」は、Windows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、Windows版はWindows 7以降で利用可能。個人利用に限り無償で利用可能で、32bit版と64bit版がダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Resilio Sync Home」Windows版
- 【著作権者】
- Resilio, Inc.
- 【対応OS】
- Windows 7/8/8.1/10、Windows Home Server 2011、Windows Server 2012
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人利用に限る)
- 【バージョン】
- 2.5.0(17/05/11)