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「IP Messenger」「FastCopy」が更新、インストーラーにDLLプリロード攻撃対策を追加
より安全に利用できるように
2017年7月31日 15:10
老舗メッセンジャーソフト「IP Messenger」の最新版v4.61が、31日に公開された。本バージョンでは、インストーラーを狙ったDLLプリロード攻撃への対策が実施されているという。また、ファイルの高速コピーツール「FastCopy」にも同様の対策を施した最新版v3.31がリリースされている。
DLLプリロード攻撃(DLL Preloading Attack)とは、アプリケーションが外部DLLを読み込む際のパス検索処理の問題を悪用して、偽のDLLを読み込ませるというもの。DLL乗っ取り(DLL Hijacking)と呼ばれることもある。インストーラーは管理者権限で実行されることが多いので、攻撃が成立してしまうと影響が大きくなることが懸念されている。
なお、「IP Messenger」v4.61ではそれ以外の改善も施されており、スクリーンセーバー連動のリネーム機能をOSのロック状態やモニターの電源OFF状態でも動作するようになった。また、「FastCopy」v3.31では各種バッファーの拡張や日付判定における誤差許容範囲の緩和といった改善が盛り込まれているという。
ソフトウェア情報
- 「IP Messenger」
- 【著作権者】
- 白水 啓章 氏、(株)朝日ネット
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2003/2008/2012/2016
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.61(17/07/31)
- 「FastCopy」
- 【著作権者】
- 白水 啓章 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2003/2003 R2/2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 3.31(17/07/30)