NEWS(09/07/17 14:28)
JavaScriptエンジンの致命的な脆弱性を修正した「Firefox」v3.5.1が公開
「Firefox」の起動に時間がかかることがある問題も修正、早急な更新を
Mozillaは16日、オープンソースで開発されているWebブラウザー「Firefox」の最新版v3.5.1を公開した。本バージョンの主な変更点は、先日発見されたJavaScriptエンジンのJITコンパイラー機能における致命的な脆弱性を修正したこと。すでに本脆弱性を利用した攻撃方法も公開されているので、「Firefox」v3.5のユーザーは早急にアップデートしておこう。
なお、JavaScriptエンジンの脆弱性対策として、手動でJITコンパイラー機能を無効にしたユーザーは、アップデート後に設定を元に戻しておくことを忘れないようにしよう。具体的な設定方法については、下記リンクにある本脆弱性を報じた記事を参考にしてほしい。
そのほか、IEの一時ファイルが蓄積されている環境で「Firefox」の起動に時間がかかってしまう問題や、検索ボックスでキーワード候補を表示する際に異常終了することがあるといった安定性に関わる問題がいくつか修正されている。
本ソフトは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vistaに対応するフリーソフトで、現在Mozilla JapanのWebサイトや窓の杜ライブラリなどからダウンロードできるほか、旧バージョンをインストールしている場合は自動更新も可能。
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.5.1(09/07/16)