NEWS（11/08/22　15:10）

　個人利用向けWebサーバー「04WebServer」の最新版v1.91が、14日に公開された。公開されたバージョンとしては、2006年11月にリリースされたv1.86以来となる。

　v1.86からの主な変更点は、開発環境が「VisualStudio 2008」へと変更され、Windows Vista/7に正式対応したこと。これに伴い、対応OSからWindows 2000が削除されている。

　また、WebDAV接続の互換性も向上している。作者によると、Windows7の“ネットワークの場所を追加する”機能、MacOS Xの“サーバへ接続”機能、およびiOSアプリ「GoodReader」での動作を確認しているとのこと。「04WebServer サーバコントローラ」がまれに起動しなくなる不具合も修正されている。

　さらに、同梱の“OpenSSL”ライブラリがv1.0.0dへと更新。SSLの秘密鍵やサイト証明書を作成際にビット強度を1024から8192の間で選択できるようになった。そのほか、中間証明書の読み込みに対応などの機能強化も施された。

　本ソフトは、Windows XP/Vista/7および同64bit版に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。