NEWS(11/08/23 13:33)

全11件の脆弱性を修正した「Google Chrome」最新安定版v13.0.782.215が公開

脆弱性の内訳は“Critical”が1件、“High”が9件、“Medium”が1件

 米Google Inc.は22日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるv13.0.782.215を公開した。

 本バージョンの主な変更点は、全11件の脆弱性が修正されたこと。脆弱性の内訳は、同社基準で4段階中最高となる“Critical”が1件、上から2番目の“High”が9件、上から3番目の“Medium”が1件となっている。“Critical”と評価された脆弱性の内容は、頂点データを処理する際にメモリ破壊が発生するというもので、本脆弱性を発見したMichael Braithwaite氏には、その功を賞して1,337米ドルの賞金が贈られている。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。また、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされるほか、バージョン情報画面から手動アップデートすることも可能。

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
13.0.782.215(11/08/22)

(柳 英俊)