NEWS(11/08/31 17:33)
Mozilla、偽SSL証明書問題に対処した「Firefox」「Thunderbird」v6.0.1を公開
偽のSSL証明書を発行した認証局“DigiNotar”が、“認証局証明書”から除外
Mozillaは30日、Webブラウザー「Firefox」および「Thunderbird」の最新版となるv6.0.1を公開した。最新版の主な変更点は、“google.com”を含むドメインに対して偽のSSL証明書が発行されたことに対する対処を施したこと。
具体的には偽のSSL証明書を発行した認証局“DigiNotar”が、“認証局証明書”リストから除外された。これにより、“DigiNotar”が発行したSSL証明書を使用しているWebサイトでは、セキュリティ警告が表示されるようになった。
また、「Firefox」v3.6シリーズの最新版v3.6.21も公開され、いずれもv6.0.1と同様の偽のSSL証明書問題への対処が施されている。なお、31日17時(日本時間)現在、「Thunderbird」v3.1シリーズは偽SSL証明書問題に対処したバージョンが公開されていないが、Mozillaによると同問題に対処した「Thunderbird」v3.1.13も追って公開するとのこと。
「Firefox」と「Thunderbird」v6.0.1は、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7およびVista/7の64bit版に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
「Firefox」「Thunderbird」ともに
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 6.0.1(11/08/30)