NEWS(11/10/19 19:28)

Opera、深刻度“Critical”の“ゼロデイ”脆弱性を修正した「Opera」v11.52

特殊なSVG画像を読み込むと強制終了され、任意のコードを実行できてしまう可能性

 Opera Software ASAは19日、独自エンジンを搭載したWebブラウザー「Opera」の最新版v11.52を公開した。最新版の主な変更点は、“ゼロデイ”脆弱性を修正したこと。

 脆弱性の詳細は、特殊な細工の施されたSVG画像を読み込むと本ソフトが強制終了され、任意のコードを実行できてしまう可能性があるというもの。同脆弱性の深刻度は同社の評価で最も高い“Critical”に分類されている。

 本ソフトは、Windows 2000以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作確認した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできるほか、自動アップデート機能を使って更新することも可能。

【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windows 2000以降(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
11.52(11/10/19)

(長谷川 正太郎)