NEWS(12/01/13 16:05)

バイドゥ、かな入力に対応した「Baidu IME」v2.4を公開

“クラウド入力”機能の利用時にSSLによる暗号化が行われるように

「Baidu IME」v2.4.0.14「Baidu IME」v2.4.0.14

 バイドゥ(株)は13日、同社製の日本語入力システム「Baidu IME」の最新版v2.4.0.14を公開した。本バージョンでの主な変更点は、かな入力に対応したこと。

変換候補の表示画面を広げて多数の候補を一覧表示できる変換候補の表示画面を広げて多数の候補を一覧表示できる

 機能面では、変換候補を表示している際に[Tab]キーを押すことで、変換候補の表示画面を横に広げて多数の候補を一覧表示することが可能となった。顔文字や記号などを変換する際に役立ちそうだ。

 さらに、URLの予測入力機能が追加された。たとえば“www.g”と入力することで、“www.google.co.jp”が変換候補に表示される仕組み。また、タイプミスの修正機能が追加され、たとえば“kittte”と入力した場合に“切手”と変換できるようになった。加えて、予測変換機能や学習機能も改善されている。

 そのほか、v2.3で搭載されたインターネット上の辞書を使って変換が行なえる“クラウド入力”機能を利用する際に、SSLによる暗号化が行われるようになった。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7および同64bit版に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
バイドゥ(株)
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.4.0.14(12/01/13)

(加藤 達也)