NEWS(12/01/23 17:12)

実績解除でバッジ獲得、コーディングが楽しくなる「Visual Studio Achievements」

32種類のバッジを集めてFacebook/Twitterで共有しよう

「Visual Studio Achievements」v1.0「Visual Studio Achievements」v1.0

 米Microsoft Corporationは18日(現地時間)、開発環境「Visual Studio」でコードを書く際に、特定の条件をクリアすることでさまざまなバッジがもらえるようになる拡張機能「Visual Studio Achievements」を無償公開した。「Visual Studio 2010」Professional版以上に対応しており、編集部にてWindows 7上の「Visual Studio 2010 SP1」で動作を確認した。現在“Visual Studio ギャラリー”からダウンロードできる。

 本拡張機能をインストールすると、同社製ゲーム機“Xbox 360”でお馴染みの“実績”機能を「Visual Studio」へ追加することが可能。コーディングの際に一定の条件を満たすと“実績が解除”され、バッジが授与される。執筆時現在、計32種類のバッジが用意されている。

 プログラマーのなかには、日頃のコーディングが無味乾燥に感じられてならないといった人も少なくないのではないだろうか。そんなときは、本拡張機能でバッジを集めて楽しむのも一興だろう。ただし、もらうことが必ずしも名誉であると言えないバッジも、なかにはあるようだ。

 本拡張機能を利用するには、同社のプログラマー向けWebサイト“Channel 9”のアカウントが必要。“Windows Live ID”があれば、初回利用時にアカウントを作成できる。

本拡張機能を利用するには“Channel 9”のアカウントが必要本拡張機能を利用するには“Channel 9”のアカウントが必要本拡張機能を利用するには“Channel 9”のアカウントが必要

 実績が解除されると、ユーザーごとに取得したバッジのページが作成される。このWebページには、実績を解除した時間や獲得ポイントが記載されており、FacebookやTwitterで共有することが可能。また、実績解除の情報を取得するAPI“Visual Studio Achievements API”を利用すれば、実績解除の履歴をウィジェットとしてブログへ貼り付けることもできる。

獲得したバッジは[ツール]-[Achievements]メニューから確認可能獲得したバッジは[ツール]-[Achievements]メニューから確認可能

“Interrupting Cow(ブレークしてばかりの臆病者)”バッジを獲得。このページはユーザーごとに作成され、FacebookやTwitterで共有できる“Interrupting Cow(ブレークしてばかりの臆病者)”バッジを獲得。このページはユーザーごとに作成され、FacebookやTwitterで共有できる

 なお、本拡張機能が対応するプログラミング言語はC#およびVisual Basicのみとなっているので注意。

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(12/01/18)

(柳 英俊)