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フィードリーダー「FeedDemon」が開発終了、最後のバージョン「FeedDemon 4.5」が公開
“Google リーダー”の提供終了を受けて。広告なしで無償利用可能に
(2013/6/20 18:06)
フィードリーダー「FeedDemon」の最新版となる「FeedDemon 4.5」が、20日(日本時間)に公開された。本ソフトは3月に開発の終了が発表されており、本バージョンが最後のリリースとなる。
「FeedDemon」は、Windows デスクトップで動作するフィードリーダー。2003年、Nick Bradbury氏によって開発が始まり、2005年、米NewsGator Technologiesにより買収された。“Google リーダー”との同期をサポートしており、無償版(広告付き)の「FeedDemon」と、有償の上位版「FeedDemon Pro」がラインナップされていた。
同氏は「FeedDemon」の開発終了をアナウンスした当初、ダウンロード提供の終了も示唆していた。しかし、「FeedDemon」の存続を求める声が多数寄せられたため、広告の表示機能と“Google リーダー”との同期機能を削除した上で、最終版が提供されることとなった。機能面は有償版の「FeedDemon Pro」と同等。
なお、要望の多かったオープンソース化については、「FeedDemon」に商用のサードパーティ製コンポーネントがいくつか使われていること、時代遅れの「Delphi 7」で開発されているためメンテナンスが困難なことなどを理由に行われない。
また、同じく要望が寄せられていた“Google リーダー”以外のフィードサービスへの対応についても、同氏がすでにAndroidの開発者としてフルタイムの仕事を抱えていることを理由に実現しなかった。
「FeedDemon」は「Internet Explorer 7」以降を搭載するWindows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8で動作を確認した。現在、本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「FeedDemon」
- 【著作権者】
- NewsGator Technologies, Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7(編集部にてWindows 8で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.5.0.0(13/06/20)