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クラウドベースの無償ウイルス対策「Panda Cloud Antivirus Free Edition」v2.3.0
「Windows 8.1」のサポートやパフォーマンスの改善がメインのメンテナンスリリース
(2013/10/31 10:44)
米Panda Securityは29日(現地時間)、クラウドベースの無償ウイルス対策ソフト「Panda Cloud Antivirus Free Edition」の最新版v2.3.0を公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
本バージョンはv2.2.0からのメンテナンスアップデートとなっており、「Windows 8.1」のサポート、パフォーマンスの改善、同梱のブラウザーツールバー「Panda Security Toolbar」の更新といった比較的軽微な修正が中心。アプリケーションのクラッシュなど、ユーザーから報告された問題が修正されており、安定性も向上している。
そのほか、悪意ある振る舞いを検出して感染する前にマルウェアを無力化する機能(anti-exploit protection)が拡充され、ゼロデイ脆弱性に対する防御力が向上した。この機能はv2.1.0から搭載されており、第三者機関“AV-Comparatives.org”が今年9月に実施した“Real-World Protection Tests”においても高い成績を挙げているという。また、v2.2.0で追加されたデータ保護機能“データ シールド(Data Shield)”が初期状態で有効化されている。
「Panda Cloud Antivirus Free Edition」はWindows XP以降に対応しており、個人および非営利団体に限り無償で利用可能。それ以外のユーザーは、ファイヤーウォール機能などを搭載した有償の上位版「Panda Cloud Antivirus Pro Edition」(年額2,999円)へアップグレードする必要がある。
ソフトウェア情報
- 「Panda Cloud Antivirus」Free Edition
- 【著作権者】
- Panda Security
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/Vista x64/7 x64/8 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人および非営利団体での利用のみ)
- 【バージョン】
- 2.3.0(13/10/29)