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オープンソースのプログラマー向けテキストエディター「Notepad++」v6.6が公開

セッションのスナップショットと自動バックアップ機能を搭載

「Notepad++」v6.6.1

 オープンソースのプログラマー向けテキストエディター「Notepad++」v6.6が、1日に公開された。寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、4日に公開された最新版v6.6.1が、本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。

 v6.6では、セッションのスナップショットと定期バックアップ機能が搭載された。編集中のドキュメントを保存せずに「Notepad++」を終了すると、その状態がスナップショットして保存され、次回起動時にスナップショットからドキュメントの状態を復元してくれる。スナップショットを定期的にバックアップしておけば、OSのクラッシュや停電などで「Notepad++」が強制終了させられてしまっても、スナップショットからドキュメントを復元できるので安心だ。

 これらの機能は初期状態で有効になっており、7秒ごとにセッションが自動でバックアップされる設定になっている。[環境設定]ダイアログの“自動保存”画面から、ユーザー側で無効化することも可能。

 さらに、文字エンコーディングの自動検出オプションが追加されたほか、“関数リスト”ではシェルスクリプトのパーサーが同梱。検索・置換ダイアログおよびドキュメントタイプ(プログラミング言語)の“ユーザー定義”ダイアログがDPI変更の検知に対応した。また、これまでに発見されたさまざまな不具合の修正も施されている。

セッションのスナップショットと自動バックアップ機能
文字エンコーディングの自動検出オプション

ソフトウェア情報

「Notepad++」
【著作権者】
Notepad++ team
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
6.6.1(14/05/04)

(柳 英俊)