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高機能ファイル管理ツール「FenrirFS」v2.4.9が公開、IMEが未確定でも検索が可能に

ラベルのインプレース編集機能も“Migemo”に対応

「FenrirFS」v2.4.9

 フェンリル(株)は2日、ラベルやアーカイブなど“Gmail”風の操作でファイルを管理できるソフト「FenrirFS」の最新正式版v2.4.9を公開した。Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 本バージョンの目玉は、日本語入力システムの変換中もファイル検索が可能となったこと。日本語変換を確定する前に、検索結果を表示できるようになった。

 「FenrirFS」はすでに“Migemo”に対応しており、ローマ字入力による日本語ファイル名の検索が行えたが、これを利用するにはわざわざ日本語入力システムをOFFにする必要があった。しかし、今回のアップデートにより日本語入力システムの状態を意識せず検索できるようになり、利便性が大きく向上している。

 さらに、ラベルをインプレース編集する際に、ラベルの候補リストを“Migemo”で検索して呼び出せるようになったのも大きな改善点。編集部にて試用したところ、この機能も日本語入力システムの変換中に利用できるようだ。

日本語入力システムの変換中もファイル検索が可能に
ラベルをインプレース編集する際に、ラベルの候補リストを“Migemo”で検索して呼び出せるように
Twitterの認証方法

 そのほかにも、Twitterの認証方法が変更され、「FenrirFS」へパスワードを入力する必要が亡くなった。また、右クリックメニューからラベルやスマートフォルダを削除できない不具合が修正されている。

ソフトウェア情報

「FenrirFS」
【著作権者】
フェンリル(株)
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.4.9(14/12/02)

(樽井 秀人)