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Oculus Riftに対応した3D天体シミュレーター「Mitaka」の実験版が公開

「Mitaka」の特徴であるマクロな視点での宇宙観察をVRで行える

「Mitaka」実験版

 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2U Project)は13日、3D天体シミュレーター「Mitaka」の実験版を公開した。実験版は、ヘッドマウントディスプレイOculus Rift DK2対応版となっており、Oculus Riftを使った全方位立体視のバーチャルリアリティ(VR)で星空を眺めることが可能。

 また、地上から星空を眺めるだけでなく宇宙空間を移動することもできる。「Mitaka」の特徴であるマクロな視点での宇宙観察をVRで行うことが可能だ。操作はショートカットキーもしくはゲームパッドの利用が推奨されている。

 なお、本バージョンは実験版であり、環境によっては動作しない場合もあるとのこと。そのほか、Oculus Riftで推奨される高フレームレートを出すことが困難なため、3D酔いすることも考えられるという。利用には注意が必要だ。

ソフトウェア情報

「Mitaka」実験版
【著作権者】
大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台
【対応OS】
Windows
【ソフト種別】
フリーソフト(非営利利用のみ)
【バージョン】
1.2.2b for Oculus Rift DK2(15/02/13)

(長谷川 正太郎)