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「虚白ノ夢」のノベライズ版が発売。筆者・原作者のコメントや試し読みも公開中
“ニコニコ自作ゲームフェス5”で4冠を達成したホラーアドベンチャーを小説化
(2016/3/30 16:24)
“ニコニコ自作ゲームフェス5”で“坂口博信賞”など4冠に輝いたフリーのホラーゲーム「虚白ノ夢」をノベライズした書籍が30日、(株)KADOKAWAのKCG文庫から発売された。書籍版の価格は1,100円(税抜き)、Kindle版は1,069円。
「虚白ノ夢」は強い願いや未練を抱えた魂が吸い寄せられるという“鏡の世界”で過去の記憶を探っていくマルチエンディング形式のホラーアドベンチャーゲーム。即死を免れ得ないトラップや不意をついてプレイヤーを恐怖させる演出、切ない物語などで人気が高く、“ニコニコ自作ゲームフェス5”では“坂口博信賞”のほか“窓の杜賞”“コミックジーン賞”“フリーゲーム夢現賞”と4つの賞を獲得したほか、関連動画の再生回数は計300万回を超える。
ノベライズを担当するのは諸口正巳氏。イラストは野崎つばた氏が手掛け、原作者のカナヲ氏が生み出した物語世界を完全再現したという。現在、“ニコニコチャンネル”上の“フリゲの本をまとめてみたチャンネル”にて原作者およびノベライズ著者からのコメントを読めるほか、KCG文庫のWebサイト上で一部を試し読みできる。