レビュー
コミックなどの書籍に最適な日本語フォント「やさしさアンチック」
ゴシック体の漢字と明朝体の仮名を組み合わせた“アンチゴチ”書体、商用も可能
(2013/12/16 12:14)
「やさしさアンチック」は、「IPAフォント」と「M+ FONTS」をもとに制作されたコミック向けの日本語フォント。Windows 2000/XP/Vista/7などに対応するOpenType/TrueTypeフォントで、作者のWebサイトからダウンロードできる。無償での利用は商用・非商用目的を問わないほか、再配布することも可能。
ひらがな、カタカナ、英数字、記号のほか、JIS第二水準までの漢字を収録し、アンチック体もしくは“アンチゴチ”と呼ばれる、コミック向けのデザインが特徴。アンチック体とは、ひらがなとカタカナの明朝体に、漢字のゴシック体を組み合わせたものを指す。
本フォントは「IPAフォント」と「M+ FONTS」をもとに制作されており、明朝体のひらがなとカタカナが「IPAex明朝」、ゴシック体の漢字が「M+ FONTS」および「IPAexゴシック」となっている。ただし、明朝体の文字はゴシック体に合わせて太く補正されているほか、全文字の角がわずかに丸い。また、オリジナルの文字も収録されているとのことだが、具体的な文字種は明かされていない。
ソフトウェア情報
- 「やさしさアンチック」
- 【著作権者】
- Fontna.com、M+ FONTS PROJECT、独立行政法人情報処理推進機構
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- -(13/12/08)