レビュー
Windows/Mac/Linuxをリモート操作できるWindows ストアアプリ「Splashtop Personal」
タッチパネルでの操作も思いのまま
(2014/11/17 16:27)
「Splashtop Personal - Remote Desktop」は、Windows/Mac/Linuxをリモート操作できるWindows ストアアプリ。x86/x64/ARM環境のWindows 8.1に対応するフリーソフトで、“Windows ストア”からダウンロードできる。
「Splashtop Personal」は、「Splashtop Streamer」がインストールされた端末を遠隔操作できるリモートデスクトップアプリ。「Splashtop Streamer」はWindows/Macに加え、ベータ版という位置付けながらLinuxをサポートしている。これらのデスクトップOSを日ごろから併用しておりて、なおかつWindowsタブレットからリモート接続したい場合にぴったりだ。
利用するには、まずリモート操作の対象となる端末へ「Splashtop Streamer」をインストールし、無償で取得できる“Splashtop アカウント”でログインしよう。音声やネットワーク、セキュリティの設定は「Splashtop Streamer」側でコントロールが可能。
続けて「Splashtop Personal」をリモート操作を行うWindows 8.1端末へインストールし、先ほど「Splashtop Streamer」で利用したのと同じ“Splashtop アカウント”でログインする。すると、「Splashtop Streamer」がインストール済みの端末が「Splashtop Personal」にリストアップされ、リモート接続できるようになる。
「Splashtop Personal」は毎秒最大30フレームでデスクトップ画面を転送可能で、ゲームのプレイやマルチメディアコンテンツの視聴にも耐えうる。マルチモニター環境にも対応しており、アプリバーの[Switch Display]ボタンでリモートPCのモニターが切り替えが可能だ。
また、タッチパネルでの操作にも配慮されており、タッチ操作で文字が入力できる仮想キーボード、タッチ操作でマウスカーソルを移動させたり、マウスのボタンをクリックできる仮想タッチパッド、マウスのホイール代わりに使えるスクロールバー、矢印キーボタンなどを搭載。いずれもアプリバーから有効化できる。
なお、ローカル端末とリモート端末のモニター解像度が一致しない場合、リモート端末の左右がカットされてしまう場合がある。その場合は、解像度の設定を“Best fit to this device(自動調整)”から“Native computer resolution(縮小表示)”へ変更すればよい。解像度の設定は、リモート端末の選択画面で端末を下方向にフリックして選択し、アプリバーの[Edit]ボタンを押すと現れるリモート端末の設定画面で変更できる。
また、異なるネットワークをまたいでアクセスするには“Anywhere Access Pack”(月額1.99米ドル)を購入する必要があるので注意。同一のローカルネットワーク内なら無償で利用可能だ。
ソフトウェア情報
- 「Splashtop Personal - Remote Desktop」
- 【著作権者】
- Splashtop Inc.
- 【対応OS】
- Windows 8.1(x86, x64, ARM)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.1.0.1