レビュー

お手軽なスクラップツールとして役立つFirefox拡張機能「Save text content to File」

選択テキストをTXTファイルとしてすばやく保存

「Save text content to File」v1.1.1

 「Save text content to File」は、「Firefox」で閲覧中のWebページで選択したテキストをファイルとしてダウンロードできるようにする拡張機能。「Firefox」v26.0以降に対応する寄付歓迎の拡張機能で、編集部にてWindows 10上の「Firefox」v42.0で動作を確認した。ライブラリサイト“Add-ons for Firefox”から無償でダウンロードできる。

 Webページを閲覧していて、テキストをどこかにメモしておきたくなったことはないだろうか。そんなときに役立つのが、今回紹介する「Save text content to File」だ。Webページをスクラップしたいなら「Evernote」や「OneNote」といった高機能なメモサービスが便利だが、より気軽かつ簡単に利用できるのが本拡張機能のメリット。TXTファイルとして保存する仕組みなので、保存したデータをさまざまなプログラムから扱えるため、汎用性も高い。「Dropbox」や「OneDrive」などのオンラインストレージに保存すれば、デバイス間の共有も行える。

 使い方は簡単で、保存したいテキストを選択し、右クリックメニューにある[Save selection as text file]項目を選ぶだけ。あとは「Firefox」のダウンロードダイアログで保存を選択すると、選択テキストがTXTファイルとして保存される。また、拡張機能のボタンを押すと現れるパネルから、選択テキストを保存することも可能。ファイル名には閲覧サイトのドメインと、保存日時が自動で挿入される。

保存したいテキストを選択し、右クリックメニューにある[Save selection as text file]項目を選ぶだけ
選択テキストをテキストファイルとして保存。拡張機能のボタンから保存することも可能

 なお、本拡張機能は選択テキストをPDFファイルとして保存する機能も備えているが、残念ながら文字化けが発生する場合がある。テキストファイルとして保存するのが無難だろう。

ソフトウェア情報

「Save text content to File」
【著作権者】
Francesco De Stefano 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.1.1(15/11/16)

(樽井 秀人)