【第59回】
個性が光るとっておきの一枚を撮影! カメラアプリ9種
さまざまなエフェクトをかけられるものや自分撮り、パノラマ写真用のアプリなど
(11/07/27)
『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、カメラアプリ「Camera Illusion」「Retro Camera」「FxCamera」「Eye Mask Camera」「カメラ de ドット」「美肌カメラ BeautyShot」「巡礼カメラ」「Morpho Self Camera」「Sfera」の使い方と機能を紹介しよう。
エフェクトを組み合わせて写真を撮影「Camera Illusion」
「Camera Illusion」は、エフェクトなどを組み合わせてユニークな写真が撮影できるカメラアプリ。色調や描画方法を変更する“フィルタ”、写真を変形する“効果”、フレームを付加する“マスク”をそれぞれ選択して組み合わせ、チョークで描かれたような写真や魚眼レンズで撮ったような写真などを撮影できる。撮影する前にどんな写真が出来上がるかを確認できるのが特長だ。
画面左側のサイコロのアイコンをタップして、ランダムにエフェクトなどを組み合わせることも可能。撮影すると画面下部に写真の縮小画像が表示され、タップして拡大し出来上がった写真を確認できる。[分かち合う]メニューをタップすれば、連携するアプリを呼び出して、写真のメール送信やSNSへの投稿が可能だ。
- 【著作権者】
- Mobile illusion
- 【対応OS】
- Android 1.5以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.5.2(10/07/20)
レトロな雰囲気の写真が撮れる「Retro Camera」
「Retro Camera」は、レトロな雰囲気の写真が撮れるカメラアプリ。人物を撮るのに適した“Little Orange Box”、風景向きの“Pinhole Camera”、屋外の撮影に適した“FudgeCan”など、特徴の異なる6種類から撮影に使うカメラを選択可能。撮影画面にはカメラの背面が表示され、実際にカメラを使っているような気分になれるだろう。
撮影後に撮影画面の左下にあるギャラリーアイコンをタップすると、最近撮った写真が現像直後といった様子でクリップに留められて表示される。写真をタップすれば写真を拡大して確認可能。[share print]メニューで写真をメール送信したり、TwitterやFacebookへ投稿することもできる。
- 【著作権者】
- Urbian, Inc
- 【対応OS】
- Android 1.6以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.7(11/07/21)
カメラを選んで独特な味わいの写真を撮影「FxCamera」
「FxCamera」は6種類のカメラを選んで、独特な味わいの写真を撮影できるカメラアプリ。トイカメラ風の写真やフレームのついたインスタントカメラ風写真、魚眼レンズで撮ったような写真、左右または上下に対称な写真、カラフルなポップアート風の写真、セピア色の写真などが撮影可能。気分に合わせてカメラを選び、目的の写真を簡単に撮れる。
撮影直後に加工処理が行われ、完了すると写真が表示される。[保存]メニューで写真を保存でき、[共有]メニューをタップすれば、連携するアプリを呼び出して写真のメール送信やSNSへの投稿が可能。撮影画面の[config]アイコンをタップすれば設定画面が表示され、カメラによっては色調や絞りなどを細かく調整することもできる。
- 【著作権者】
- ymst 氏
- 【対応OS】
- Android 1.5以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.7.2(11/04/16)
顔写真の目元にスミやモザイクを自動挿入「Eye Mask Camera」
「Eye Mask Camera」は、人物の写真を撮ったときに、目元の部分にスミやモザイクを自動で挿入できるアプリ。ツールバーの[camera]ボタンからカメラを起動して写真を撮影すると、本アプリの画面に戻って写真が表示されるので、目元にスミを挿入する場合は[mask]ボタン、モザイクを挿入する場合は[mosaic]ボタンを押す。すると、顔を自動で認識して目元にスミやモザイクが挿入される。
[save]ボタンを押すとスミやモザイクの入った写真を保存でき、続いて表示されるポップアップで[SHARE]ボタンを押せば、連携するアプリで写真のメール送信やSNSへの投稿が可能。メニューの[GALLERY]項目からは、SDカードに保存している写真を選んでスミやモザイクを挿入することもできる。顔が小さかったり、画質が悪かったりすると顔の認識に失敗してしまうが、顔がはっきりと映っていれば、人物が複数でも問題なく顔を認識可能だ。
- 【著作権者】
- (株)グリーンリーフ
- 【対応OS】
- Android 1.6以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.5(11/07/15)
撮った写真をドット絵に変換する「カメラ de ドット」
「カメラ de ドット」は、撮影した写真をドット絵に変換するアプリ。まず最初に設定を行い、ドットのサイズや色数、罫線の有無を選択する。画面上部のカメラアイコンをタップしてカメラを起動し、写真を撮影すると、直後に変換が行われてドット絵が表示される。また、SDカード内の写真を選んでドット絵に変換することも可能。
表示されたドット絵をさらに加工することもでき、たとえば、画面右上のエフェクトアイコンをタップすると表示される[INVERT]ボタンを押せば、色が反転する。同様に[HALFTONE]ボタンを押すとドットがモノクロの点描になり、[CIRCLE]ボタンを押すとひとつひとつのドットが丸くなる。加工をやり直す場合は、右下の[RELOAD]ボタンを押して再表示可能。ドット絵は、画面左下の[SAVE]ボタンで保存できる。
- 【著作権者】
- ジグノシステムジャパン(株)
- 【対応OS】
- Android 2.1以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.1(11/06/01)
女子必携?肌を美しく加工する「美肌カメラ BeautyShot」
「美肌カメラ BeautyShot」は、撮影された人物の肌をレタッチして美しく見せる“美肌”効果のあるカメラアプリ。[カメラ]ボタンを押して写真を撮影したら、その下の[美肌レベル]ボタンを押し、ポップアップで“美肌レベル”を8段階から選択。すると、レベルに応じた処理が行われ、写真の肌色の部分が加工されてシミやホクロ、シワなどが目立たないようになる。
加工した写真は[保存]ボタンを押して保存可能。保存した写真は、下から2番目の[ギャラリー]ボタンを押して、Android標準の画像ビューワーなどで閲覧できる。2回目以降は、選択した美肌レベルで写真が自動で加工されるが、撮影後にレベルを変更することも可能だ。
- 【著作権者】
- bitartist
- 【対応OS】
- Android 1.6以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.51(10/06/18)
映画やアニメのアングルを再現する「巡礼カメラ」
「巡礼カメラ」は、映画やドラマ、アニメなどの舞台を訪れる“聖地巡礼”にも最適なカメラアプリ。名シーンや名画などと同じアングルの写真を撮影するための機能を備えている。SDカードに保存しておいた参考画像を本アプリで開くと半透明で表示されるので、カメラ画面と重ね合わせてシャッターボタンを押せば参考画像と同じアングルの写真が撮影可能。
参考画像は透明度をバーで調整できるほか、回転や拡大・縮小もできる。撮影した写真は自動保存され、参考画像と重なった写真や参考画像と上下に並んだ写真としても保存可能。保存された写真はアプリ内のビューワーで閲覧でき、IDとパスワードを設定すれば写真をTwitterへ投稿することも可能だ。
- 【著作権者】
- (株)アイティネット
- 【対応OS】
- Android 1.6以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0(10/05/20)
音声案内で自分撮りをサポート「Morpho Self Camera」
「Morpho Self Camera」は、画面を確認できなくても上手に自分の顔写真が撮れる音声案内つきのカメラアプリ。顔を認識して写真の中央になるように「もっと左」「少し上に向けて」などと女性の声で案内する。顔がカメラに収まると「オッケー」と言ったあとでカウントダウンが始まり、自動でシャッターが切られる仕組み。
被写体は1人だけでなく2人にも対応するほか、端末の向きは縦・横の両方で撮影可能。撮った写真は自動で保存され、目を大きくして顔を小さくするといった“美顔エフェクト”や明るさの調整を施すこともできる。また、ツールバーの共有アイコンをタップしてほかのアプリを呼び出し、メール送信やSNSへの投稿が可能。
- 【著作権者】
- (株)モルフォ
- 【対応OS】
- Android 2.1以降
- 【ソフト種別】
- ダウンロード販売 104円(税込み)
- 【バージョン】
- 1.0.3(11/06/30)
360度パノラマ写真を簡単に撮影できる「Sfera」
「Sfera」は、360度のパノラマ写真を撮影して、同時に音声も録音できるカメラアプリ。端末を横向きにしてカメラを起動し、画面をタップして撮影を開始したら、画面に表示される水平線に中央の点が重なるようにしたまま、時計回りに360度回るだけと操作は簡単だ。360度回ると自動で撮影は終了し、パノラマ写真が合成される。
合成されたパノラマ写真はメニューの[ギャラリー]で閲覧でき、撮影時に録音した音声も再生可能。有料オプションで機能を追加することができ、パノラマ写真に絵を描ける“ペン”や、写真の雰囲気を変える赤・緑・セピアなどの“フィルター”を購入可能。また、パノラマ写真を専用サイトにアップロードして、PCなどのWebブラウザから閲覧可能にする“アップロード回数券”も購入できる。
- 【著作権者】
- (株)ユードー
- 【対応OS】
- Android 1.5以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0(11/07/15)