杜のAndroid研究室
第133回
アプリ使用中でも別アプリを起動できる多機能ランチャー「2nd HOME」
画面の端から引き出してアプリを起動。Wi-FiなどをON/OFFするツールも備える
(2013/2/20 10:34)
『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、画面の端から引き出してアプリを起動できる多機能ランチャー「2nd HOME」に焦点を当て、その使い方と機能を紹介しよう。
ほかのアプリの使用中でも、ランチャーを表示してアプリを起動できる
「2nd HOME」は、画面の端からスワイプ操作で引き出して、あらかじめ登録しておいたアプリをすばやく起動できるランチャーアプリ。ランチャー機能に加えて、Wi-FiやBluetooth、画面の自動回転などをON/OFFできるスイッチを備えているほか、特定のアプリの起動にパスワードロックをかけられるなど多機能なアプリとなっている。
2nd HOMEをインストールすると、画面右端に半楕円状の“メニューグリップ”が表示され、タッチして左方向にスライドすることでランチャー画面を引き出すことが可能。本アプリは常駐型となっていて、ほかのアプリを使用しているときでも、常に画面端にグリップが表示され、すばやくランチャー画面を引き出すことが可能となっている。なお、グリップをタッチして上下にスライドすると、グリップが表示される位置を変更可能だ。
ランチャー画面は、Windows 8を思わせるタイル状のデザインとなっていて、カラフルな各パネルをタッチし、表示される一覧からアプリを選択することで、パネルにアプリを登録可能。登録する際にパネルの色を変更することもできる。全11個のパネルにアプリを登録でき、登録済みのパネルをタッチすれば、アプリを起動することが可能。また、パネルを長押しすれば、登録したアプリを変更できる。
“メニューグリップ”の表示をカスタマイズできる
ランチャー画面右上の[→]ボタンをタッチするとスイッチなどが並んだツール画面に切り替わり、画面上部の[アプリ一覧]ボタンからインストールしているアプリを一覧表示して、ランチャーに登録していないアプリなどを起動可能。また、[アプリ設定]ボタンをタッチして表示される設定画面では、[表示のカスタマイズ]項目でグリップの表示をカスタマイズでき、表示位置を画面の左端や上下の端に変更したり、色や透過率を変更して目立たないようにすることも可能。
なお、ステータスバーに表示される本アプリのアイコンからランチャー画面を起動することも可能で、設定画面の“メニューグリップを使用”のチェックボックスをOFFにすれば、グリップを表示させずに、ステータスバーのみから使用可能。
ネットワークやサウンドなどの端末機能をワンタッチで切り替え
ランチャー画面の次に表示されるツール画面では、画面内の9個のアイコンをタッチして、ネットワークやサウンドなどの端末機能の切り替えを行える。Wi-FiやBluetooth、画面の自動回転をON/OFFできるほか、マナーモードやサイレントモードを切り替えたり、アイコンをタッチしていくことで画面の明るさを調整可能。
さらに、“ライト”アイコンを長押しすると、端末のフラッシュが点灯し、スマートフォンを懐中電灯のように使える。ただし、一部の機種ではフラッシュが点灯しない場合がある。また、“メモリクリーナー”アイコンをタッチして端末の空きメモリを確保できるほか、“システム設定”アイコンからは端末の設定画面を表示可能。
特定のアプリの起動にパスワードロックをかけられる
ツール画面左上の“アプリロック”アイコンからは、特定のアプリの起動にパスワードロックをかけることが可能。最初にアイコンをタッチするとパスワードを設定するポップアップが表示され、4桁の暗証番号と“秘密の質問”項目を設定可能。次に表示される画面の[ロックするアプリを選択]ボタンをタッチすれば、アプリを一覧してパスワードロックをかけるアプリを選択できる。パスワードロックを設定したアプリを起動しようとすると、暗証番号の入力画面が表示され、暗証番号を正しく入力しないとアプリを起動できない。
そのほか、本アプリの設定画面の[バッテリーメーター]項目で“バッテリーメーター”のチェックボックスをONにすると、バッテリー残量を示すバーが画面上端に表示される。バーの表示はカスタマイズでき、表示位置を下端や左右端に変更したり、バーの色や太さ、透過率を変更することが可能。
- 【著作権者】
- (株)テレマークス
- 【対応OS】
- Android 2.2以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.9.2(13/02/07)