知っ得!旬のネットサービス
70年分の国会議事録をキーワード検索できる「kokalog」
戦後から現在までの議事録が対象。発言における特定キーワードの増減もグラフで確認可能
2016年7月21日 11:05
本連載では、最近新しくリリースされたか、またはネットで話題になった“旬の”ネットサービスを週替わりで紹介する。
「kokalog」は、国会の議事録をキーワード検索できるサービス。国会会議録検索システム検索用APIを使用しており、戦後から現在に至るまでのおよそ70年分の議事録を対象に、特定のキーワードを含む発言を、日付や発言者とともに探すことができる。
検索によりキーワードがヒットすると、該当する議事録について、日付、会議、発言者、発言内容が表示される。発言内容はそのキーワードの前後の発言約40文字とともに表示されるので、クリックして議事録を開かなくとも、どのような文脈でそのキーワードが使われたのか把握しやすい。ヒットする件数が多い場合は、日付の範囲、国会回次、院名、会議および委員会名、発言者で絞り込むことも可能だ。
また年ごとの発言数を折れ線グラフで表示する機能も備えているので、特定キーワードの増減もすぐに分かるほか、トピックとなる単語が発言中に含まれていた場合はリンクが張られ、それらをクリックすることでその単語を含む議事録が一覧表示されるなど、関連する議事録を見つけやすいよう工夫されている。
ソフトウェア情報
- 「kokalog」
- 【提供元】
- Bitlet合同会社
- 【利用料】
- 無料