立体視用の横並び画像をプルプル動かして疑似3D表示「ぷるぷる立体視ビューア」
“平行法”や“交差法”の立体視が苦手な人でも手軽に3Dっぽく閲覧できる
(10/09/29)
立体視のいわゆる“平行法”や“交差法”で見るために作られた横並びの画像をプルプル動かして擬似3D表示するビューワー。裸眼での立体視が苦手な人にお勧め。
右目用と左目用の画像を横並びで1枚につないである立体視用の画像を、本ソフトのウィンドウへドラッグ&ドロップするか、ファイルメニューから開いて読み込もう。すると横並びだった左右の画像が1枚ずつ小刻みに切り替わり、まるでプルプル動いているかのようにアニメーション表示される。これが目の錯覚によって3D動画のように立体的に見えるわけだ。
画像を読み込むとウィンドウサイズは表示画像に合わせて自動調節される。また同一フォルダ内に複数の立体視用画像がある場合、[←][→]キー、またはスペースキーと[Backspace]キーで前後の画像を閲覧可能。切り替え速度はマウスのホイール回転で調節できる。平行法用と交差法用のどちらの立体視用画像でも同様に表示されるため、読み込む画像がどちらであるかをとくに意識する必要はない。
なお筆者が確認したところ、元画像によってはプルプル動く動きの幅が大きすぎてうまく立体的に見えない場合もあった。また、「Firefox」ではWebページ内に表示中の立体視用画像を本ソフトのウィンドウ上へ直接ドラッグ&ドロップしてプルプル表示できるので便利。IE8の場合は、立体視用の画像をデスクトップなどへいったん保存してから本ソフトに読み込ませる必要があるようだ。
- 【著作権者】
- GENKI 氏
- 【対応OS】
- Windows Vista(編集部にてWindows XP/7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.02(10/09/20)