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「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート、深刻度は4段階中最高の「Critical」

v140.0.3485.66への更新を

「Microsoft Edge」v140.0.3485.66

 米Microsoftは9月11日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v140.0.3485.66を安定(Stable)チャネルでリリースした。今回は、「Google Chrome」v140.0.7339.127/.128などでも修正された以下の2件の脆弱性に対応した。

  • CVE-2025-10200:Use after free in Serviceworker(Critical)
  • CVE-2025-10201:Inappropriate implementation in Mojo(High)

 とくにサービスワーカーにおける解放後メモリ利用の欠陥は、深刻度が4段階中最高の「Critical」と評価されており警戒が必要。今のところ悪用の報告はないが、できるだけ早い対応が望ましい。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。