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「Google スプレッドシート」に更新履歴の要約表示機能が導入

誰がいつ何を編集したのかを素早く把握できる

Googleが「スプレッドシート」にバージョン履歴の要約表示機能を導入

 Googleは9月10日(現地時間)、「Google スプレッドシート」のアップデートを発表した。スプレッドシートの更新履歴機能が改良され、要約表示機能が利用可能となっている。

 これまでの更新履歴はシート全体が表示され、変更されたセルがハイライト表示されていた。今回のアップデートにより、選択した更新履歴で変更があったセルを含む行のみが表示されるようになる。

新しい表示では、選択したバージョンで変更があったセルを含む行のみが表示される
変更が加えられていない更新履歴では、全ての行が自動的に非表示に

 要約版の変更履歴はデフォルトで有効化されている。オプションから以前のように変更のない行も表示するよう設定することも可能だ。

オプションから以前のように変更のない行も表示するよう設定することも可能

 即時リリースドメインの場合は9月9日から段階的に展開され、機能が利用できるまで最大15日間かかる場合がある。計画的リリースドメインの場合は9月23日から展開が開始され、1~3日間で利用可能となる。全ての「Google Workspace」利用者と「Workspace Individual」の登録者、個人のGoogleアカウントを持つユーザーが対象。