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巨大なCSVファイルを「Google スプレッドシート」から直接「BigQuery」へインポート可能に

複雑な分析手順を一気に省略、「Google スプレッドシート」の機能をそのまま利用できる

「Google スプレッドシート」から直接「BigQuery」へCSVファイルをインポート可能に

 米Googleは11月12日(現地時間)、「Google ドライブ」内や「Google スプレッドシート」から直接「BigQuery」に、あらゆるファイルサイズのCSVファイルをインポートできる機能を発表した。

 これまで、大規模なデータを分析するには、別ツールの使用や複数のアップロード手順を必要としていたが、今回のアップデートで分析作業が大幅に迅速化される。

 同機能は、「Google スプレッドシート」の[データ]から[データコネクタ]のメニューから利用可能。

 データがインポートされた後はコネクテッド シート機能を使用し、グラフ、ピボットテーブル、数式といった「Google スプレッドシート」の機能を使用して分析できる。ファイルが大きすぎて「Google スプレッドシート」で開けない場合でも、コネクテッド シート機能を使ってデータを「BigQuery」へインポート可能だ。

大規模ファイルをアップロードできない場合、コネクテッド シート機能を使用してインポート可能

 対象となるのは「Google Workspace」と「Workspace Individual」のユーザーのほか、個人のGoogle アカウントを持つユーザーも利用可能。この機能は 即時リリースドメインが11月3日から展開が開始され、機能が実装されるまでに最大15日かかる場合がある。計画的リリースドメインは11月18日に展開を開始し、機能が利用可能になるまで最大15日かかる予定だ。