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「とほほのWWW入門」にMarkdownの解説が追加 ~GitHub/Qiitaの拡張記法まで網羅

書き換えるとプレビューが可能なサンプルエリアも便利

「とほほのMarkdown入門」

 1996年から続く杜甫々(とほほ)氏の伝説的解説Webサイト「とほほのWWW入門」に12月21日、新たなコンテンツ「とほほのMarkdown入門」が追加された。そのほかにもCSSのコンテナクエリについての解説や陶磁器入門も更新されている。

 「とほほのWWW入門」は、ネット関連を中心に簡潔かつ的確な解説が多数掲載されているWebサイト。インターネット黎明期には、HTMLの知識を習得する登竜門として誰もが閲覧する定番サイトとして人気を集めていた。最近ではネット関連以外にも、開発系から語学、AI、グルメ、法律、経済、文化などの領域まで話題が広がり、すべて読破すればそれだけで雑学王になれるほどだ。

「とほほのWWW入門」

 今回追加された「とほほのMarkdown入門」は、簡潔なテキスト記述で文字の修飾や段落などの構成を定義できるマークアップ言語Markdownを簡潔に解説したコンテンツ。Markdownは近年さまざまな分野で活用されており、「メモ帳」「Google ドキュメント」「EmEditor」でも利用できる。

 「とほほのMarkdown入門」では、基礎的な背景情報と関連仕様書、関連ツール・ライブラリの紹介に続き、Markdown記法の解説が掲載されている。標準的なCommonMark/GFM(GitHub Flavored Markdown)の記法に加え、GitHub/Qiitaで使える拡張記法も網羅しているのが便利。

 また、記法と表示結果のサンプルは、記法の部分を書き換えることで表示結果をプレビューできる仕様となっており、自分の使いたい使用法がどのような表示結果になるのかを簡単に知ることができる。とほほ氏らしく、網羅的で簡潔な解説になっているので、これからMarkdownを学ぼうという人にとって最適なコンテンツだろう。

サンプルを書き換えてプレビュー可能