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「Google スプレッドシート」でGeminiの数式生成機能が大幅強化

数式エラーの説明や複数の数式オプションの出力などが可能に

Geminiが数式について説明している様子

 米Googleは9月24日(現地時間)、「Google スプレッドシート」のアップデートを発表した。Geminiの数式生成機能が強化され、詳細な数式の説明や自動修正、複数の数式サジェストに対応できるようになった。

 ユーザーはスプレッドシートの右上にある[Geminiに質問する]をクリックすることで、Geminiにアクセスできる。

 スプレッドシート上で複雑な数式をGeminiに質問すると、その数式がどのように成り立っているのか順を追って解説する形で返答される。回答で解説を提供しなかった場合、次の質問でユーザー自身がたずねることも可能。

 また、数式にエラーがあった場合、Geminiが『A1 の日付はテキストとしてフォーマットされています』といったエラーメッセージで失敗した原因を説明する。さらにエラーを解決するため、修正された数式も生成できるようになった。

 さらに複雑なタスクがある場合などの状況に応じて、Geminiが数式を複数提案することも可能。

 このアップデートはすでに全てのGeminiユーザーが利用可能となっており、以下に挙げる「Google Workspace」のエディションおよびアドオンにおいて利用できる。

  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Standard
  • Enterprise Plus
  • Google AI Pro for Education
  • Google AI Pro
  • Google Ultra
  • Gemini Businessアドオン
  • Gemini Enterpriseアドオン