ニュース

待ってました! 「Google スプレッドシート」でGeminiがシートを編集できるように

手動操作がわからないひとでも簡単に編集

「Google スプレッドシート」でGeminiがシート編集可能に

 米Googleは5月13日(現地時間、以下同)は、「Google スプレッドシート」でGeminiがシートを編集できるようになったと発表した。

 ユーザーがGeminiに指示を与えることで、ドロップダウンリストの作成や条件付き書式の適用、ピボットテーブルの生成、フィルターの適用、データの並べ替えなどが可能。Geminiによる生成後、変更内容の詳細を示すプレビューカードが表示され、そのまま適用したり、修正を加えられる。このアップデートにより、手動操作がわからないひとでも簡単にシートを編集できる。

Geminiによる生成後、変更内容の詳細を示すプレビューカードが表示され、そのまま適用したり、修正が可能

 なお、Geminiは1つの範囲のみでしか動作しないほか、以下の操作は現在対応していない。

  • 条件付き書式
    勾配条件、テキスト書式設定オプション(太字、斜体、取り消し線)
  • ドロップダウンリスト
    複数選択、色の選択、範囲からの選択、詳細オプション(無効なデータへの対応、表示スタイル)
  • ピボットテーブル
    計算列、ピボットグループ

 即時リリースおよび計画的リリース両ドメインとも5月14日より完全展開し、適用まで1~3日ほどかかる。以下に挙げる「Google Workspace」のプランおよびアドオンにおいて利用できる。

  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Standard
  • Enterprise Plus
  • Gemini Educationアドオン
  • Gemini Education Premiumアドオン
  • Google One AI Premium
  • Gemini Businessアドオン
  • Gemini Enterpriseアドオン