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「Google スプレッドシート」からデータ可視化ツール「Looker Studio」を利用可能に

4月21日週のアップデート情報まとめを発表

「Google Workspace」4月21日週のアップデート情報まとめ

 米Googleは4月26日(現地時間)、「Google Workspace」4月21日週のアップデート情報を発表した。「Google スプレッドシート」で、データ可視化ツール「Looker Studio」を利用可能になるなど、今回公開された内容は3つ。

Google スプレッドシートでLooker Studio レポートを利用できる

「Google スプレッドシート」で「Looker Studio」レポートを利用

 さまざまなデータソースと接続できるデータ可視化ツール「Looker Studio」が、「Google スプレッドシート」から直接利用できるようになった。これにより、シート全体や一部のセルを選択し、[ツール]→[Looker Studio]と移動して、レポートやダッシュボードを作成できる。作成されたレポートなどはシートに接続されたままで、シート内の情報に合わせ、データの更新を反映する。

 現在は即時リリース式ドメインおよび計画リリース式ドメインに展開中。すべての「Google Workspace」ユーザーおよび個人の「Google アカウント」が利用可能。

「Google チャット」のチャットアプリにカスタマイズ可能な[Home]タブを

「Google チャット」でホームタブをカスタマイズ

 「デベロッパー プレビュー プログラム」向けに、「Google チャット」のチャットアプリに新たに[Home]タブを追加できるようになった。ダッシュボードやタスクのリストなどを表示するといった、ユーザーごとのカスタマイズができる。

 現在は即時リリース式ドメインおよび計画リリース式ドメインに導入されている。全ての「Google Workspace」のユーザーが利用可能。

「Gemini」のデータをエクスポート

 組織の特権管理者が、Googleの生成AI「Gemini」のプロンプトとそれに対する応答を含むデータをエクスポートできるようになった。

 現在は即時リリース式ドメインおよび計画リリース式ドメインに導入されている。「Gemini Enterprise」および「Gemini Business」アドオンを使用している「Google Workspace」ユーザーのほか、個人アカウントで「Gemini」を有効にしているユーザーが利用可能。