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「Google スプレッドシート」でGeminiがデータ分析やグラフ生成を行えるように

シート上のデータから傾向やパターン、相関係数などを分析

「Google スプレッドシート」でGeminiがデータ分析やグラフ生成を行えるように

 米Googleは1月29日(現地時間)、「Google スプレッドシート」のアップデートを発表した。スプレッドシート上のデータから、Geminiによる分析やグラフの生成ができるようになった。

 スプレッドシート上のデータについてGeminiに質問すると、傾向やパターン、さまざまな変数の相関係数などの分析が返ってくる。また、データに基づいてグラフを生成することも可能。生成したグラフは、セルに画像として挿入できる。

Geminiにデータ分析を依頼
Geminiがデータに基づいたグラフを生成

 Geminiによるデータ分析を利用して、たとえば、マーケッターがコンバージョン率が上位のチャネルに関する分析をしたり、経営者が過去のデータに基づいて次の四半期の純利益を予測したり、ファイナンシャルアナリストが製品の在庫水準の異常を特定したりできる。

 ユーザーは、スプレッドシートの右上にある[Geminiに質問する]ボタンからGeminiにアクセスできる。なお、Geminiを利用するにはスマート機能とパーソナライゼーションをONに設定している必要がある。

 即時リリースドメインおよび計画リリースドメインで、1月29日から展開を開始し、2月20日までに完了予定。

 同機能は以下に挙げる「Google Workspace」のエディションおよびアドオンにおいて利用できる。

  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Standard
  • Enterprise Plus
  • Google One AI Premium
  • Gemini Businessアドオン
  • Gemini Enterpriseアドオン
  • Gemini Educationアドオン
  • Gemini Education Premiumアドオン