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「Google スプレッドシート」でメールアドレスをユーザーチップに変換可能に

表示書式も変更できるように

「Google スプレッドシート」

 米Googleは2月6日(現地時間、以下同)、「Google スプレッドシート」のアップデートを発表した。「スマートチップ」のユーザーチップが改良されている。

 「スマートチップ」は、ユーザー、ファイル、カレンダーといった情報をセルに追加できるもの。

 今回のアップデートでは、メールアドレスを含むデータ列がある場合にデータ範囲をクリックすると、スプレッドシートにユーザーチップを設定する提案が表示され、選択するとデータをユーザーチップへと変換できる。

メールを含むデータ列がある場合、ワンクリックでデータをユーザーチップに変換

 この機能は、即時リリースドメインで2月6日から段階的に展開し、計画的リリースドメインも3月3日から段階的に展開する。いずれも適用まで最大15日かかる見込み。

 また、チップの表示書式をデフォルトのほか、『姓, 名』、『メールアドレス』に変更できるようになった。[表示形式]メニュー内から変更可能だ。

[表示形式]メニューから、ユーザーチップの書式を『姓、名』、『メールアドレス』のいずれかに変更できるように

 この機能は、即時リリースドメインで現在利用可能。計画的リリースドメインでは2月18日から段階的に展開し、適用まで最大15日かかる見込み。

 なお、いずれの機能も全てのGoogle Workspaceユーザー、Google Workspace Individualの登録者のほか、個人のGoogle アカウントを持つユーザーが対象となる。