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「Google スライド」で生成AI「Gemini」による画像の背景削除が可能に

「Google Workspace」3月8日週の更新まとめ

「Google Workspace」で3つの機能をアップデート

 米Googleは3月8日(現地時間)、「Google Workspace」3月3日週のアップデート情報を発表した。スライドショー作成ツール「Google スライド」の画像背景削除など3つの機能をアップデートした。

「Google スライド」で画像背景を削除

「Google スライド」で画像背景を削除

 プレゼンテーションツール「Google スライド」にて、画像の背景を削除できる機能が追加された。スライドで画像を選択後、ツールバーや右クリックメニューから背景削除のコマンドを選択すれば、簡単に画像の背景を削除可能。

  • 右上の[背景を削除]を選択
  • 左上の[画像の書式設定]→[背景の削除]を選択
  • 画像を右クリックし、[背景を削除]を選択

 なお、画像の背景を削除するには、デバイスがインターネットに接続された状態である必要がある。また、背景が削除された画像は[画像をリセット]コマンドを使っても、もとに戻すことはできない。もとに戻す場合は、[元に戻す]コマンドもしくは、変更履歴を使用する。

 現在、「Gemini Enterprise」および「Gemini Business」アドオン、「Google One AI Premium」を購入した個人アカウントで利用できる。

「Google Chat」で、各スペースの概要をポップアップで表示

「Google Chat」で、各スペースの概要をポップアップで表示

 左側のサイドパネルに表示されている、グループチャットやスペースにマウスカーソルを合わせると、そのチャットに参加中のメンバーなどを表示するポップアップが表示されるようになった。

 さらに、「shared hovercard」ライブラリを使用して、チャット アプリ全体にスペースホバーカードを含めることができる。

 現在、すべての「Google Workspace」ユーザー、「Google Workspace Individual」登録者、個人のGoogleアカウントに適用される。

iOSでウィジェット対応

iOSでウィジェット対応

 iOS16以降/iPadOS 17に対応するApple デバイスにおいて、ロック画面のウィジェットで「Google カレンダー」を追加できるようになった。ロック画面を長押しし[カスタマイズ]ボタンをタップ。[ウィジェットを追加]をタップして「Google カレンダー」を選択することで追加できる。

 現在、すべての「Google Workspace」ユーザー、「Google Workspace Individual」登録者、個人のGoogleアカウントで利用可能。