ニュース

「Google Workspace」10月20日週の更新まとめが発表 ~Android版Gmailアプリ改善など

「Google スライド」のコメントも絵文字でのリアクションが可能に

「Google Workspace」のアップデート情報が公開

 米Googleは10月20日(現地時間)、「Google Workspace」10月20日週のアップデート情報を発表した。Android版「Gmail」アプリをタブレットなどの大画面で利用した際の機能改善などが実施されている。

 今回公開された内容は大きく4つ。

大画面のAndroidデバイスでの「Gmail」アプリ機能の改善

 Androidタブレットや折りたたみ式スマホなどの大画面デバイスでGmailアプリを使用する時、メールの文中にあるリンクや添付ファイルをタップすると右画面に表示され、メール画面は左に表示されるようになった。

 分割画面の幅を操作したり、全画面にすることも可能で、端末を横向きにしている場合も同様に動作する。この機能はすべての「Google Workspace」ユーザーおよび個人のGoogle アカウントに適用される。

メール内のリンクや添付ファイルをタップすると、画面右半分で開き、メール画面は左側に移動

「Google Chat」のスペースに「Google グループ」を追加可能に

 「Google Chat」のスペースにエンドユーザーが「Google グループ」をスペースに追加できるようになった。現在は即時リリース式ドメインで導入されており、計画リリース式ドメインでの導入は11月1日に予定されている。この機能はドメイン認証されているすべての「Google Workspace」ユーザーが利用可能。

「Google スライド」のコメントに絵文字でのリアクション機能が追加

 先日、「Google スプレッドシート」のコメント機能において絵文字リアクションの機能が追加されたが「Google スライド」でも同様の機能が利用できるようになった。現在、即時リリース式ドメインで導入されており、計画リリース式ドメインでの導入は10月31日に予定されている。すべての「Google Workspace」ユーザーおよび個人のGoogle アカウントが利用可能。

Googleスライドに絵文字リアクション機能が追加。スライドへ手軽に反応できる

「Google Workspace」上のファイルに対するアクセス権要求がAndroid版でも改善

 「Google Workspace」で保留状態になっているファイルアクセス権のリクエストを、ファイルのオーナーがより簡単に対応できる機能がAndroidデバイスでも導入された。ドキュメントやスライドなどのファイル内で[共有]をタップして[確認]を選択すると、リクエストの一覧が表示されてアクセス権を変更できる。

 現在は即時リリース式ドメインおよび計画リリース式ドメインに導入されている。すべての「Google Workspace」ユーザーおよび個人の「Google アカウント」が利用可能。

 このほかにも、以前公開されたアップデート情報のお知らせや、運用開始された機能の情報が公開されている。