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「Google Workspace」の編集画面でファイルのアクセスリクエスト承認が可能に

メールを確認しなくても通知を確認し、共有を許可、権限を指定できる

Google Workspace Updates

 米Googleは6月20日、「Google Workspace」でファイルのアクセスリクエストの機能を強化したことを発表した。これにより、作成者は文書の編集画面からリクエストの通知を確認し、アクセスの認否を選択できるようになった。

 これまで、作成者以外のユーザーが文書のアクセス権をリクエストする際、作成者にファイル共有の認否を電子メールで確認する必要があった。

 今回の更新により、ほかのユーザーが文書へのアクセスをリクエストした際、編集画面の右上にある[共有]ボタンに通知ドットが表示され、開くと権限がリクエストされている旨のメッセージが展開される。[確認]ボタンを押し、共有を許可する場合は権限を[閲覧者]・[閲覧者(コメント可能)]・[編集者]のいずれかを選び、[共有]ボタンを押せばアクセス権を付与可能。拒否する際は[非承認]ボタンを選択すればよい。

編集画面でアクセスのリクエスト承認を行える

 リクエストに応答するときに[通知]のチェックボックスをONにした場合、アクセスをリクエストしたユーザーはリクエストの状況を含む電子メールを受け取り可能。

 即時・計画的リリースのドメインにかかわらず、すでに順次ロールアウトされているが、適用までに最大15日かかる見込み。対象となるのは、全ての「Google Workspace」ユーザーのほか、無料の個人アカウントユーザーも利用可能だ。