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「Gmail」にスケジュール調整用カレンダーが追加 選択した空き時間をメールに挿入

メール作成画面からイベントの作成も可能

「Gmail」で直接スケジュール管理が可能に

 米Googleは7月11日(現地時間、以下同)、「Gmail」にカレンダー関連のアクションを新しく追加したことを発表した。これにより会議などのスケジュール設定がより容易となるという。

 メール作成画面下部のツールバーに表示されるカレンダー型のアイコンのポップアップメニューから空き時間の提示コマンドを選択すると、画面の右側に日別のタイムラインが表示され、会議の時間と空き時間を選択してメールに挿入可能。メールの受信者が提案された時間を確認し、提示された時間を選択すると、カレンダーの招待状を含む電子メールが自動的に送信される。

 現時点では、会議スケジュールの提案はメインのカレンダーのみに登録され、1対1の会議の場合に機能する。複数の人が受信者リストに含まれている場合、最初に予定を予約した人だけが自動的にイベントに追加される。

イベント情報を共有する操作も簡単に

 また、メールでイベント情報を共有する操作も簡単になった。カレンダー型アイコンのポップアップからイベントの作成コマンドを選択すると、右サイドバーにメールのタイトルをイベント名、受信者を招待者としたイベントの作成画面が展開される。確認すると、イベント概要がメール本文に自動的に挿入され、簡単に共有可能だ。

 本機能は、全てのGoogle Workspace 顧客と Google アカウントを持つ個人のユーザーが利用できる。即時リリース方式のドメインは7月11日、計画的リリース方式のドメインは7月31日から順次公開され、機能の展開まで最大15日かかる見込み。