「Gmail」の同報メールへ「Google スプレッドシート」の名簿データを差し込み可能に

「メールマージ」使用イメージ

　米Googleは6月27日（現地時間、以下同）、「Gmail」のマルチ送信モードが「Google スプレッドシート」に対応したことを発表した。マルチ送信モードで送信するメールに「Google スプレッドシート」上の名簿データからメールアドレスや名前を差し込める。

　「Google スプレッドシート」の任意の列を差し込み用のデータとして利用し、「Gmail」の宛先（To）や本文に利用可能。従来のマルチ送信モードと同様に、メールマージメールにはデフォルトで各受信者に固有の配信停止リンクが含まれ、メール配信停止を設定した受信者は以後、送信する同報メールの受信者リストから自動的に除外される。

　本機能は、「Google Workspace」のBusiness Standard/Business Plus/Enterprise Standard/Enterprise Plus/Education Standard/Education Plusのユーザーおよび非営利団体が対象。即時リリース方式のドメインは6月27日、計画的リリース方式のドメインは7月19日から順次公開され、機能が利用できるまで15日以上かかる可能性がある。