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Excelの新関数「XLOOKUP」を「LibreOffice」でも! ~有志が拡張機能で実現
「XLOOKUP」以外の最新「Excel」関数がいくつか利用できる
2022年9月27日 12:28
「Microsoft Excel」へ新たに導入された関数「XLOOKUP」は古くからある「VLOOKUP」「HLOOKUP」の代替で、使い勝手・パフォーマンスの面で優れる。そのため、「Google スプレッドシート」などでも採用が広がっているが、「LibreOffice」でも拡張機能の追加で利用可能となるようだ。「LibreOffice」を提供するThe Document Foundation(TDF)が、公式ブログで公開している。
拡張機能の名前は「Lox365」といい、「GitHub」でソースコードが公開されている。ライセンスは「GPL-3.0」で、無料で利用可能だ。
インストール方法は簡単で、リリースページから最新の「Lox365.oxt」をダウンロードしてダブルクリックで「LibreOffice」にインポートし、「LibreOffice」を再起動させるだけだ。表計算ソフト「LibreOffice Calc」を起動すると、「Excel」と同じ要領で「XLOOKUP」が利用できるようになる。ただし、「match_mode」や「search_mode」には対応していない。
そのほかにも、本拡張機能では最近の「Microsoft Office」や「Microsoft 365」で導入された以下の関数が完全もしくは部分的にサポートされているとのこと。
- FILTER
- SORT
- TEXTSPLIT
- TOCOL
- UNIQUE
「Excel」で使えて「LibreOffice」では利用できない関数はほかにもあるが、本拡張機能を参考にすれば対応も不可能ではないだろう。開発者のgoosepirate氏は、「Lox365」へのコントリビュート(ソースコードを寄贈すること)を歓迎するとしている。
ソフトウェア情報
- 「Lox365」
- 【著作権者】
- goosepirate 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.0(22/09/20)