やじうまの杜

「タスクバーがちょっと広くなる改良」はテストで撤回、日付け・時刻の“省略”が元に戻る

確かにコンパクトにはなったが……

 「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。

プレビュー版Windows 11でテストされていた“省略”スタイルの日付け・時刻表示

 以前、プレビュー版Windows 11のタスクトレイでテストされていた新しい“省略”スタイルの日付け・時刻表示は、残念ながら撤回されてしまったようです。テスターからのフィードバックが芳しくなかったからとのこと。

 このオプションは、タスクトレイの日付け表示を「2025/07/17」というスタイルから「7/17」という形式(年を省く、月・日の10の位の0も省く)に、時刻表記を「8:05」というスタイルから「8:5」という形式(10の位の0を省く)へ短縮し、タスクバーの他の領域をちょっとだけ広げるというもの。トレイアイコン換算で2つ分ほど、タスクトレイの横幅を削減できます。長くなりがちな日付けが短縮され、時計と幅がだいたいそろうのも見栄えがよかったですね。

 とはいえ、年を確認できない不便さと引き換えにするほどのメリットはなかった……ということのようです。

現行版OSのスタイル。こっちのほうが落ち着くという人は少なくないでしょう

 「Windows Insider Preview」ビルドでは新しい機能がいくつもテストされていますが、なかにはこうしてお蔵入りになるものもあるので注意が必要です。逆に言えば、変えてほしくない機能はフィードバック次第で撤回されることも。積極的に声をあげていくことは大事ですね!