やじうまの杜
【解決策】Windows タスクバーのアプリアイコンがなぜか異常に小さくなってしまった
「KB5060829」「KB5062553」から展開されている新機能が原因
2025年7月14日 12:46
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
この前のWindowsパッチを当てたら、なぜかタスクバーのアプリアイコンが異常に小さくなってしまった――そんな方、いらっしゃいませんか? よく見たら検索ボックスもなくなって、小さなアイコンになってしまっています。
不要なアプリをいくつか終了させると元に戻りますが、いつもの使い慣れた挙動に戻したいという方も少なくないでしょう。今回はその手順をご紹介します。
まず、タスクバーを右クリックして[タスク バーの設定]メニューを選択して、[個人用設定]-[タスク バー]設定ページへアクセスします。下の方にスクロールして、[タスク バーの動作]というセクションを開きましょう。
すると、一番下に [小さいタスク バー ボタンを表示する] というオプションがあるはず。これを [なし] に切り替えると、タスクバーからアプリアイコンがあふれてもアイコンが小さくなることはなくなります。
この機能は今年春ごろからプレビュービルドでテストされていたもので、「Windows 11 バージョン 24H2」の2025年6月非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5060829」以降に含まれており、2025年7月のセキュリティ更新プログラム「KB5062553」で一般展開されています。既定は [タスク バーに入りきらない場合] になっているようなので、パッチを当てるとタスクバーのアプリアイコンが小さくなってしまうことがあるというわけ。
ちなみに、もしアプリアイコンを小さくしてもタスクバーに表示しきれなくなった場合は、「タスクバー オーバーフロー メニュー」(Taskbar overflow menu)が現れます。

タスクバーからアプリボタンがあふれると、それを示す[…]ボタンが右端に追加されます。これをクリックすると「追加のタスクバー」が現れ、表示しきれないアプリボタンへアクセスできます。