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「LibreOffice 7.3.7 Community」が公開 ~v7.3シリーズの最終版

v7.4への移行準備を

The Document Foundation、「LibreOffice 7.3.7 Community」を公開

 The Document Foundation(TDF)は11月3日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 7.3.7 Community」を公開した。「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在「libreoffice.org」から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7/8/10をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

 「LibreOffice」は現在、最新の機能を投入した「LibreOffice 7.4」(Fresh)と、安定性を重視するユーザー向けの「LibreOffice 7.3」(Still)という2つのバージョンが提供されている。今回リリースされた「LibreOffice 7.3.7」は後者だが、このシリーズのマイナーアップデートはこれが最後となる見通し。本バージョンでは28件の不具合が修正されている。サポートは11月30日まで。

 「LibreOffice 7.4」シリーズは2回のマイナーアップデートをすでに行っており、初期リリースより安定性が向上している。そろそろ「LibreOffice 7.4」への移行を開始するべきだろう。

 なお、「LibreOffice 7.3」シリーズは「Microsoft Store」からも入手可能。編集部ではまだ確認できていないが、間もなく自動更新が配布されるものと思われる。

ソフトウェア情報

「LibreOffice」v7.3系統
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10およびWindows Server 2012
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
7.3.7(22/11/03)