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Cloudflare、AIエージェントが自律的に使える“お財布”「Cloudflare Wallets」を発表
APIやコンテンツを必要に応じて人間の介入なしでAIエージェントが購入可能に
2026年8月6日 15:37
米Cloudflareは8月4日(現地時間)、AIエージェント向けのプログラマブルウォレット「Cloudflare Wallets」を発表した。AIエージェントがインターネット上でAPIやコンテンツを自律的に決済し、商取引を行うための仕組みを提供する。
現代のインターネットにおいて、AIエージェントが新しいAPIを試す際には、人間向けのログイン画面の突破や、人間による支払い方法の追加、APIキーの手動生成といった高いハードルが存在していた。エージェントは安定した識別子やネイティブな支払い手段を持たないため、ソフトウェアへの初期手続きが困難であり、エージェントによる商取引の成長を妨げる要因となっていた。
今回発表された「Cloudflare Wallets」は、こうした課題を解決するために開発された。ユーザーはアカウントに対して固有のウォレットハンドルを取得でき、APIやコンテンツの支払いに利用できるようになる。AIエージェント向け決済プロトコルx402を使った同社の「Monetization Gateway」と組み合わせることで、HTTPリクエストに紐づくマイクロペイメントが可能になり、AIの推論からデータ、コンテンツの購入まで幅広く対応する。例えば、ステーブルコインの保管、サービスの購入、Webを通じた資金の受け取りなどが可能だ。
ウォレットには、人間のアカウントオーナーが管理する[Account Wallets]と、AIエージェント向けに発行される[Virtual Wallets]の2種類が用意される。[Account Wallets]では資金の追加や削除、支出制限の管理を行い、[Virtual Wallets]ではAPIキーを用いて、AIエージェントが自律的に設定された予算や利用範囲(許可リストや最大取引サイズなど)の制限内で資金を使用することができる。これにより、過度な支出のリスクを抑えながら、AIエージェントがスムーズに多数のAPIを探索・検証できるようになる。
さらに、「cloudflare.pay」を介してウォレットをCloudflareアカウントにリンクさせることで、エージェントは自身の身元を任意で販売者に提示できるようになり、信頼性の担保や従来のWebビジネスモデルとの統合を容易にする。エージェントに一貫した識別子(人間が読める識別子)を付与することで、Webサイトの管理者がAIの身元を確認できることもメリット。さらに、エージェントが識別子を持つことで、無料トライアルやサインアップ特典のクレジットを活用することも可能となる。








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