ニュース

「LibreOffice 7.4.3」が公開 ~「LibreOffice 7.3」はサポート終了、最新版への移行を

約100件の不具合修正や機能改善が含まれており、安定性が向上

The Document Foundation、「LibreOffice 7.4.3 Community」を公開

 The Document Foundation(TDF)は11月24日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 7.4.3 Community」を公開した。約100件の不具合修正や機能改善が含まれており、安定性が向上している。

 「LibreOffice」にはテクノロジー愛好家やパワーユーザーを対象とした最新(Fresh)版と、既存機能の改善に注力した安定(Still)版の2つがある。今回リリースされた「LibreOffice 7.4.3」は前者で、さまざまな新機能が含まれている。

 一方、保守的な運用が望ましい環境では「LibreOffice 7.3」シリーズが適している。しかし、このバージョンは11月30日でサポートを終了する。「LibreOffice 7.4」シリーズは3回のマイナーアップデートを経て、不具合の多くは出尽くしていると思われ、そろそろ移行を検討すべきだろう。

 なお、次のメジャーリリース「LibreOffice 7.5」は来年1月末から2月にかけての一般公開が予定されているとのこと。

 「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在「libreoffice.org」から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7 SP1以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「LibreOffice」v7.3系統
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10/11およびWindows Server 2012~2022
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
7.4.3(22/11/24)