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「Google スプレッドシート」でインタラクティブなプロジェクト管理が可能に ~新しいタイムラインビューが追加

プロジェクトの情報を時間軸ごとに表示できる「スマートキャンバス」の拡張機能

「Google スプレッドシート」の新しいタイムラインビュー

 米Googleは11月2日(現地時間、以下同)、同社が提供するオンライン表計算アプリ「Google スプレッドシート」に新しいタイムラインビューを導入したと発表した。即時リリース方式のドメインは同日から、計画的リリース方式のドメインは11月16日から順次ロールアウトされる。機能が利用できるまで最大で15日かかる見込み。

 タイムラインビューは「スプレッドシート」でプロジェクトとタスクの追跡・管理をインタラクティブに行なえる新機能。「Google Workspace」で展開されているサービスエクスペリエンス「スマートキャンバス」の拡張機能でもある。この新しいビジュアルレイヤーには、タスクの開始日と終了日・説明・管理者など、スプレッドシートに保存されているプロジェクトの情報が表示される。

タイムラインビューの操作イメージ

 タイムラインを作成するには[挿入]ー[タイムライン]をクリックし、データ範囲を選択して属性を構成すればよい。タイムライン内のカードをクリックすることで、プロジェクトに関する詳細な情報がサイドバーに表示されるほか、タイムラインをさまざまな時間間隔 (日・週・月・四半期・年・複数年) で表示することも可能だ。

 タイムラインビューは、マーケティングキャンペーンやプロジェクトのマイルストーン、スケジュール、チーム間のコラボレーションなどの管理に活用されることが期待される。

 なお、本機能は「Google Workspace」のうち、Essentials/Business Standard/Business Plus/Enterprise Essentials/Enterprise Standard/Enterprise Plus/Education Fundamentals/Education Plus/Education Standard/Teaching and Learning Upgrade/Nonprofitsプランのユーザーのみが対象。従来の「G Suite」Basic/Businessのユーザー、個人向けのGoogleアカウントを持つユーザーは対象外となる。