ニュース
「Google ドキュメント」にソースコードを美しく整形・色分け表示する機能が追加
スマートキャンバス機能でコードブロックを設定可能に
2022年12月16日 13:17
米Googleは12月14日（現地時間）、「Goggle ドキュメント（Google Docs）」のアップデートを発表した。ドキュメントにソースコードをペーストする際、使用する言語ごとに標準的な書式に整形うえで、構文を強調表示できる「Code block」機能が利用可能になる。
従来、「Google Colaboratory」などからコードを「Google ドキュメント」にペーストする場合、書式が崩れて構文の強調表示が解除されてしまうため、手動で書式を調整する必要があった。
今回追加された「Code block」では、ドキュメント内の任意のコードを利用者が指定した言語用の書式に整形し、構文の強調表示まで自動で完了させることが可能。標準的な書式でコードを表示できるため、手間なくコードが読みやすくなるとしている。
「Google ドキュメント」の利用者であれば誰でもこの機能を使用可能。ドキュメント内のコードを選択したうえで、［挿入］－［構成要素］－［コードブロック（Code block）］メニューから、該当の言語を選択することで本機能を利用できる。また、「@メニュー」（文書に「@」を入力すると表示される多機能メニュー）から呼び出すことも可能だ。
ロールアウト時期は即時即時リリース方式では12月14日以降、計画的リリースでは2023年1月3日以降から順次利用可能となる。なお、機能の可視化まで配信開始から15日以上かかる場合があるとのこと。