「Google ドキュメント」に透かし機能が追加 ～既存の画像を直接追加可能に

「Google ドキュメント」が透かし画像に対応

　米Googleは9月27日（現地時間、以下同）、「Google ドキュメント」（Google Docs）が透かし画像に対応したと発表した。即時リリース方式のドメインの場合は同日からロールアウトされ、15日以内に機能が利用可能になる。計画的リリース方式のドメインの場合は、10月11日にフルロールアウトされる予定。

　画像の透かし（watermarks）は、ドキュメントの背景に特定の画像を繰り返し表示する機能。「社外秘」などの警告メッセージや著作権表示をドキュメントに挿入するときによく使われる手法で、会社のロゴを背景に薄く印刷するといったカスタムデザインにも利用される。「Microsoft Word」などではおなじみの機能だが、「Google ドキュメント」でも今回ようやく手軽に利用できるようになった。

透かしの挿入コマンドは、「Google ドキュメント」の［挿入］メニューに新設

　透かしの挿入コマンドは、「Google ドキュメント」の［挿入］メニューに新設される。利用できる画像の種類は以下の通り。拡大率やフェード効果の有無も設定できる。

• 「Google ドライブ」に保存された画像
• 「Google フォト」に保存された画像
• Webから取得した画像
• 画像のURL
• カメラ
• PCからアップロードされた画像

　この機能は「Google Workspace」の全ユーザーに提供される。「G Suite Basic/Business」でも利用可能だ。