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「Google ドキュメント」にテキストや表などを簡単に定型文として再利用できる機能が追加

人とデータを1つのワークフローに集約

 米Googleは5月16日(現地時間)、「Goggle ドキュメント」においてカスタムビルディングブロック機能を追加するアップデートを発表した。

 カスタムビルディングブロック機能では、テキスト、表、チップから構成されるカスタムブロックを保存して再利用できる。カスタムビルディングブロックの作成は、選択範囲の右クリックメニューから行うことが可能だ。

 報告書や資料の定型テキスト、チェックリスト、社内で共有するコードやテキストブロックなどに利用できるだろう。ドキュメントの一部や全体をカスタムビルディングブロックとして保存し、そのコンテンツをほかのドキュメントに挿入できる点で効率的だ。

 カスタムビルディングブロックは「@」記号とブロック名を入力し、[Enter]キーを押すか、[ビルディングブロック]エリアまでスクロールしてブロック名を選択することで使用できる。作成したカスタムビルディングブロックは、「Googleドライブ]内の「カスタムビルディングブロック(自動生成)」フォルダーにドキュメントとして保存され、後から再編成・編集・削除が可能。

 本機能の提供は、「Google Workspace」のBusiness StandardBusiness Plus/Enterprise Standard/Enterprise Plus/Education Plusのユーザー、およびNonprofitsが対象。ロールアウト時期は即時リリース方式では5月16日以降、計画的リリースでは6月5日以降、15日以内に順次利用可能となる。