ニュース

Googleが「Google Drive」にスパムフォルダーを導入へ ~悪意あるファイルの混入を抑制

自動で不要と疑われるファイルをスパムとして判定

「Google ドライブ」

 米Googleは5月10日(現地時間、以下同)、「Google Drive」においてスパムフォルダーを追加することを発表した。

 本機能は、「Gmail」内の「迷惑メール」と似た仕組みで、自動で不要と疑われるファイルをスパムとして判定し、ドライブ内のスパムフォルダーに移動させられる。スパムフォルダーに移動したファイルは、コメントや共有されたことを知らせるモバイルプッシュ機能がブロックされる。

 もちろん手動で迷惑フォルダーに移動することもでき、誤ってスパムとして登録した場合は、ファイルを元に戻すことも可能だ。スパムフォルダーに移動したファイルは、30日後にドライブから自動的に削除される。

 この変更は、即時リリースドメインおよび計画的リリースドメインにおいて、5月24日より段階的にロールアウトされる。なお、機能が適用されるまで15日以上かかる可能性がある。

 対象は従来の「G Suite」を含むすべての「Google Workspace」ユーザーで、個人の「Google アカウント」でも利用可能。