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「Gmail」と共通 ~「Google ドライブ」や「Google ドキュメント」も新デザインに

「Google Material Design 3」に準拠

「Google ドライブ」の新デザイン

 米Googleは3月6日(現地時間、以下同)、「Google Material Design 3」に準拠したユーザーインターフェイスを「Gmail」以外の「Google Workspace」アプリにも展開開始したと発表した。「Google ドライブ」や「Google ドキュメント」、「Google スプレッドシート」、「Google スライド」などのデザインが「Gmail」の新しいデザインと統一される。

 「Google ドライブ」では主な操作がファイル上にインライン表示されるほか、一度に複数のアイテムを選択し、頻繁に行う作業をバッチ処理できるようになるため、生産性の向上が期待できる。また、画面左上の検索チップでファイルタイプ、所有者、最終更新日などの条件を手軽に変えられるようになっており、ファイルが見つけやすくなる。

 一方の「Google ドキュメント」、「Google スプレッドシート」、「Google スライド」では、画面の上部にシンプルなバーが表示され、頻繁に利用するアクションへすばやくアクセスできる。コメントや背景、ルーラー、グリッドラインにおけるユーザーエクスペリエンスも改善されているとのこと。機能面での変更はないが、いくつかの機能に関しては混乱を避けるために配置が整理されているので注意したい。

「Google ドキュメント」の新デザイン

 この変更は、即時リリースドメインで同日より順次展開される。実際に利用可能になるまでは最大で15日間かかることがある。計画的リリース方式のドメインの場合は、3月22日よりフルロールアウトされる。1日から3日程度で利用可能になるはずだ。

 対象は従来の「G Suite」を含むすべての「Google Workspace」ユーザー。個人の「Google アカウント」で利用している場合にも適用される。