「Google スプレッドシート」にテーブル機能が追加

　米Googleは5月8日（現地時間、以下同）、「Google スプレッドシート」において、タイトル行から列全体の書式設定を変更できる機能を発表した。

　表全体を選択し、［表示形式］メニューからテーブルに変換することで、列の種類、フィルター、色分け、プルダウンメニューなど、セルの書式設定が可能。タイトル行の各列右側に表示される［∨］ボタンから設定できる。

タイトル行から列全体の書式設定を変更

　テーブルでは、選択した列をもとにグループ化が可能。グループ化したデータはグループごとに集計できる。

テーブル内の行はグループ化が可能

　また、用途別の書式設定済みテンプレートも利用可能。タスク管理などの簡単なシートを作成するときには、1から構築する必要がない。

書式設定済みのテンプレート

　即時リリースドメインは5月8日より延長ロールアウトされ、5月30日までに適用が完了する見込み。計画的リリースドメインは6月6日から段階的にロールアウトの予定で、適用まで最大15日かかる。対象となるのは、「Google Workspace」、「Google Workspace Individual」の全ユーザーおよび個人のGoogleアカウントを持つユーザー。